天然記念物に指定されている巨樹から、公園・神社などに植えられている樹木や神木、個人庭園の小さな庭木まで、あらゆる木の診断と治療を行う、言わば「木のお医者さん」です。
樹木医は、現存する樹木の治療だけでなく、後継の樹木を保護育成していくという役目があります。
また、一般的に古木や老木を診察することが多く、その治療方法には人間と同様「内科治療」と「外科治療」があります。
開発事業の環境悪化及び高樹齢化により、適切な保護対策が緊急の課題となっている今日で、樹木医という職業は社会的にも高く評価されてきています。
殺菌殺虫剤注入散布 空洞部処理 土壌改良状況 樹勢回復後の開花
剪定及び腐朽処理 根系土壌改良 整備後半年の状況 半年後で実がついている
枯枝等除去剪定 壷穴式土壌改良 児童見学の説明 保全工完成
樹木診断、街路樹診断などの各種調査業務をはじめ、樹木治療、樹勢回復、樹木植栽・移植、緑地や庭園の管理など、樹木に関するあらゆる相談を承っております。
樹木診断/街路樹診断、樹木診断書/診断カルテ、樹木治療・処置、根系土壌調査/土壌改良、ヤシ科植物、各種 調査業務、樹木の植栽・維持管理、庭園、緑地等の維持管理、樹木の相談など、業務は多岐にわたります。
樹木は生き物ですので、人間と一緒で病気をしたり雑菌に侵されたりします。
そして、その症状には必ず原因があります。
水が足りなくて樹勢が弱っているところに、いくら肥料を施しても樹木は元気にはなってくれません。
まずは樹勢衰退の原因を正確に把握し、それから必要な治療を行わなければなりません。
その診断や対策、治療を行う専門家が樹木医となります。